若者のクルマ離れ

自動車業界が好調であります。トヨタ自動車純利益は何と2兆4000億円と過去最高の利益を出しております。国内販売高が伸び悩む中、海外での販売が好調である事、さらに昨今の円安により好調な状態が続いております。国内景気のけん引ともなり非常に良い事ですが・・・
トヨタ系のディーラーでは国内販売高が伸び悩んでいる事が現状です。中でも最も需要が見込まれる若い世代のクルマ離れが加速化されている事です。クルマそのものは購入金額が非常に高額で、またそれを維持していくための税金、保険料、車検、ガソリン代、駐車代などの維持費用も決して安いものでありません。かくいう筆者もクルマを所有しておりますがやはりこの維持費用の高さには頭を悩まされます。さらに交通機関の発達によりクルマに対してそれほど必要性は感じられなくなったのでしょうか。
かつては若い人たちの憧れであるクルマの所有、さらに「いつかはクラウン」と云われクルマは一種のステータスシンボルでもありました。筆者もクルマにステータス感を感じております。昔と今の経済環境の大幅な変化により「クルマ」の所有に対する考えも変わり、本当に時代は変わったものです。