せきの症状といえども
寒くなったといえば、ぶり返すように夏のような気候になったり、この季節は風邪を引きやすい季節です。風邪の代表的な症状といえば「せき」があります。「せき」をすれば周りに風邪を移してはならない事と予防のためマスクをしますが、この「せき」実は風邪だけではない様々な病気があります。
代表的な症例としてまず挙げられる事は「肺炎」があります。肺炎の症状も一見して風邪に近いため、勘違いしやすいですが、全く違います。酸素と二酸化炭素を交換する役目を持つ「肺胞」にウイルスや細菌が感染して炎症が発生する病気です。風邪よりも期間が相当長く、激しいせきは勿論、胸の痛み、高熱もあり、最悪「死」に繋がる非常に恐ろしい病気です。また日本人の死因において、がん・心疾患に次ぐ第3位となるものです。肺炎になってしまっては大変な事です。尋常ではないかなと感じたらすぐにでも病院に行きましょう。
次に考えられる事は「せき喘息」があります。かぜは治ったはずだがせきが全くなおらない、と感じたら疑うべきです。温度差やほこり・ダニ、喫煙などが原因であります。これも放置していくと「喘息」になってしまい一大事です。
体調を崩しやすいこの時期「うがい」「手洗い」に励むことで風邪の予防と成ります。