平成30年7月豪雨 あの日を見つめて

「数十年に一度の大雨で重大な危険が差し迫った異常事態」
テレビから聞こえてきた、緊迫したその言葉に
思わず背筋をぶるりと震わせました。

死者157名 行方不明者56名(平成30年7月11日現在)
という大きな被害をもたらした、今回の大災害。
名古屋でもびゅうびゅうと強い風が吹き荒れ、
次は自分が災害に巻き込まれるのではないか、
何も準備していないけれど大丈夫か
そんな不安な気持ちで、一日を過ごしました。
「山口は何とも無いけど、そっち(名古屋)は大丈夫?」
お昼過ぎ、山口に住んでいる祖母から電話がかかって来ました。
「雨風が強くて怖いけど、避難するほどではないかな。
たぶん明日には晴れると思う」
そう言って、電話を切りました。
不安な時、優しく声を掛けてくれる人がいるのは、
非常に心強いですね。
「人と人との繋がりの大切さ」
を改めて痛感しました。

夜の20時過ぎには、緊急地震速報が流れました。(震源地は千葉)
アラームの音を聞き、慌てて机の下へと逃げ込みました。
幸い、その地震による大きな被害はありませんでしたが
不安、混乱、恐怖―
そんな気持ちで過ごした一日でした。
日曜日、カラッと綺麗に晴れた空を見て、
とてもホッとした気持ちになったのを覚えています。
何事もなく平穏な日々を過ごすのが一番だと
気付かされる出来事でした。
近況報告でした。