ご自身の家は「耐震基準」を満たしていますか?
18日朝に大阪で発生した大規模な地震。
名古屋でも「緊急地震速報」が流れ、驚かれた方も多くいらっしゃるかと存じます。
今回は、1995年に起きた「阪神・淡路大震災」と絡めて
建築物の耐震性ついて語ろうと思います。
度7を観測したこの地震では、火災や家屋の倒壊により
6500人近くもの人が犠牲になりました。
地震に弱い構造の建物が多かったこと・
「大阪(神戸)は地震が起こらない」という誤った認識が
市民の間に流れていたことが、震災を拡大させてしまう原因となりました。
この震災を機に、「建築基準法」が大幅に改正され
大規模な震災にも耐えうる建物が建築されるようになりました。
ここで注意して欲しいのは、1981年(昭和56年)以前に建てられた建物です。
それ以前に建てられた建物の中には、
・壁の量が不足している
・接合する部分に金具がきちんと留めていない
建物がたくさんあります。
ご自身の大事な命を守るために、ぜひ一度
ご自宅が建てられた年月をお調べしてみることをオススメします。
もし耐震強度が足りていないようでしたら、
補強工事を行うようにしましょう。
以上、近況報告でした。